盛岡まであと少し、岩手山がお出迎え 東北道 盛岡南IC付近
白い石の敷き詰められた浜は、不思議な風景 宮古市 浄土ヶ浜
昔話の世界を散歩中 遠野ふるさと村
金色堂は、覆堂の中なので見えません 平泉市 中尊寺
下調べなしのお店でしたが、美味でした 喜多方「大喜」のチャーシュー麺
だんだん雪景色に、そして通行止め 只見町 R252
|
1日目
連休初日、昼間に持ち物やクルマの準備を済ませて夕方の出発に備えてお昼寝。 明日の長距離移動日の為に都内は抜けておきたいので、今日は栃木の上河内SAまで移動して就寝。 高速道路内での1泊は、ETCの深夜割引適用の為でもある。 長距離利用時の3割引は大きいので。
2日目
翌日は東北道をひたすら北上。 天気は良いが風が強い。 吹流しが水平になびくほどで、ヤドカリ号の全高ではハンドルを取られ、90km/h巡航でもなかなかスリリングで手に汗握るドライブだ。
なんとか昼過ぎには盛岡南ICに到着し、R106を南に向かい、茂市を目指す。 今回の旅の最大の目的、nyamoの強い要望だった”日本一の秘境線”ことJR岩泉線の見物に。 沿線は国道ながら待避所以外では乗用車もすれ違えないような山道で、苦労して撮影ポイントを周る。
茂市に戻り日帰り入浴施設でやっと一息。 10kmほど先の道の駅に移動する予定だったが、隣接の物産センターの駐車場は24時間開放でトイレもあり、今日の宿はココに決定。 今日の走行は630km、さすがにちょっと疲れたかも・・・。
3日目
翌日も岩泉線の朝の列車を撮影後、観光その1、宮古市の浄土ヶ浜に向かう。 石英粗面岩という白い岩に松の生えた風景は美しく、「極楽浄土の如し」というのもよくわかる。
続いて観光その2、遠野市の「ふるさと村」へ。 途中R340では路肩に雪が残り、道もすれ違いが困難な幅しかなく、まさに峠越えの雰囲気だった。 ふるさと村は曲がり屋などの古民家が移築され、昨年行った「飛騨の里」の東北版のような感じ。 ゆずを連れての散歩は、とても気持ちがよかった。
その後はJR釜石線に沿って、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフになったといわれるアーチ橋などを見物しながら東へ。 道の駅とうわに併設の温泉に入り、明日に備えて道の駅みずさわまで移動して、本日の予定終了。
4日目
翌日は、平泉の中尊寺見物と福島への移動。 まずはR4で平泉へ。 中尊寺は大河ドラマ「義経」の影響で結構な人出である。 以前から見たかった金色堂を見物し、境内の茶屋のぜんざいで一服する。
ここからは久しぶりに蒸機が見たいというnyamoの要望で、「ばんえつ物語号」の走る福島のJR磐越西線を目指すが、途中でちょっと寄り道。 07年春で廃止となってしまう、宮城のくりはら田園鉄道へ。 沿線を1往復した後、東北道・磐越道を乗り継ぎ喜多方まで。
途中のSAでnyamoの好物「ままどおる」とnyaponの好物「ゆべし」を自分用に買う♪ 喜多方ではお約束のラーメンを食べた後、本日の宿泊地、道の駅喜多の里へ到着。 温泉併設のせいかPキャン車が多く、夜中には満車になり、通路脇で眠るクルマも。 キャンピングカーだけでも様々なクラスが20台近くいた。
5日目
朝から有名撮影地である山都駅付近の鉄橋へ。 通過3時間前の到着時には三脚は3本だったが、直前には道が渋滞するほどの大騒ぎになる。 撮影後はJR只見線に沿って関越道へ抜けることにする・・・、はずだった。 この時点では。(苦笑)
ダム沿いの桜が満開で、車両もお気に入りの只見線を撮影しつつご機嫌で県境に向け上っていくと、周囲は数十センチの残雪。 「さすが有数の豪雪地帯を走る路線だ」などと感心していたら、「県境より冬期間閉鎖中」の表示。 5月は春だという甘い認識を反省・・・。 ちょうど只見からR289に入った温泉に行く予定だったので、入浴後はそのまま田島方面に抜けて道の駅たじまで終了、明日の作戦を練ることに。
6日目
翌日は野岩鉄道・わたらせ渓谷鐡道を見物しつつ、群馬の伊勢崎に抜けることに。 日光・鬼怒川渋滞を避けるために早めに出発する。 無事に日光から足尾に抜けると、反対車線は大渋滞が始まっている。 花がいっぱいでお気に入りの上神梅駅でのんびり撮影した後、北関東道伊勢崎ICから帰途に着いた。
【 5泊6日 / 1,756km 】
|