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岩泉線が見たい! 2回目の東北へ   2005/4-5

昨年のGWにも東北地方のローカル線めぐりをしたのですが、岩泉線を見れなかった事が心残りのnyamo。 「日本一の秘境駅」と言われる押角駅を擁する線区だけあり、通りがかりにちょっと見物できるダイヤではありません。 なので今年は前日にロケハンの上、付近に宿泊し、万全の準備で臨みました。(笑)

その後は釜石線・くりはら田園鉄道・磐越西線・只見線・わたらせ渓谷鐡道を見物しながら南下してくる日程に。

天気はずっと晴れ! nyamoとゆずは、日陰からのんびり撮影


岩泉線 押角駅     Photo by nyapon

「岩泉線といえばこのポイント」というほどの定番撮影地、押角駅の大俯瞰です。 日本一の秘境駅というだけあり、列車がなぜ停まっているのか分からないほど、何もない駅です。

nyamoが「絶対ココに連れて行け」とこだわった場所ですが、アプローチは車がすれ違えない山道で大変でした。(笑)

    

国鉄時代の昭和30年代に製造され、私なんかより遥かに先輩のキハ52が、機関を換装されながらも、峠道でがんばっている姿にはエールを送りたくなりました。


釜石線 宮守−柏木平     Photo by nyapon

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフになったとされる、釜石線のコンクリートアーチ橋です。(当時は岩手軽便鉄道) 道の駅に隣接した公園からお手軽に撮影できます。 観光シーズンの夜間にはライトアップされ、まさに銀河鉄道の雰囲気になるそうです。
「このキハ110、やけに寸詰まりに見えるな。レンズのせいか?」と思いましたが、キハ100という全長の短い別の形式だったんですね!


くりはら田園鉄道 鳥矢崎−栗駒     Photo by nyapon

残念ながら2007年3月での廃止が決定してしまった、くりはら田園鉄道です。 私鉄の栗原電鉄から第三セクター化された時に、経費節減のため動力がディーゼルになりましたが、架線柱はそのまま残っています。 所々、架線も張られたままでした。

遠くに栗駒山を望み、田植え前の水田を前景にした絶好の撮影ポイントですが、実はコンビニの駐車場からです。 お昼ごはんのお弁当を買って、クルマで食べながら列車待ちをさせて頂きました。(笑)

旧細倉駅付近


磐越西線 山都−喜多方     Photo by nyapon

磐越西線の有名撮影ポイント、山都駅付近の鉄橋で撮影した「ばんえつ物語号」。 当日は国鉄色のキハ58を使用する「磐西・只見ぐるり一周号」も運転されました。(右)

去年は雨天の撮影で露出を大失敗した「ばんえつ物語号」ですが、今年は何とかモノにできました。 煙を吹くポイントではないので、SL写真としてはイマイチですが、1年ぶりの"貴婦人"C57は、青空をバックに一段と美人に見えました。


只見線 早戸−会津宮下     Photo by nyapon

只見線といえば豪雪とダム湖というイメージから選んだポイントです。 山岳路線ということで、車両は強力エンジンの新鋭車両かと思っていましたが、大好きなキハ40系でご機嫌でした。 5月に入っても県境の道路はまだ雪で通行止めになっており、福島と新潟の間を四季を通じて黙々と走り続ける只見線の列車には、何とも言えない感動を覚えました。


わたらせ渓谷鐡道 上神梅駅     Photo by nyapon


只見線 早戸−会津宮下     Photo by nyamo

nyaponもnyamoも大のお気に入り、わたらせ渓谷鐡道の上神梅駅です。 まるで映画のセットのような木造駅舎だけでもすばらしいのに、いつも花壇には花がいっぱいで、ゴミひとつなく清潔に管理されています。 今回は駅舎脇の八重桜も満開で、一段と華やかな駅になっていました。

連休中の晴天だけあって、うれしい事に「トロッコわたらせ渓谷号」(上)はもちろん、普通列車(下)も満員のようでした。 母の日にちなんだものか、トロッコ列車には「カーネーション号」のヘッドマークが。 わ鉄の車両には沿線にちなんだヘッドマークが付いており、「あづま」は桐生市北部の山の名前です。



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