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梅雨の晴れ間に、姨捨のスイッチバックと「ながでん」見物   2006/6

我が家の汽車見物は、ヤドカリ号での車中泊の旅が多いのですが、今回は新調したnyamoの愛車モコ号の慣らしを兼ねて、ペンションを取って長野方面へ。

ターゲットは、篠ノ井線のスイッチバック駅 姨捨駅の見物と、貴重な地方私鉄のオリジナル車両ながら今年中の引退が決まってしまった、長野電鉄の特急車2000系の最後の活躍を見届けること。

軽自動車のサイズは、汽車見物に最適!


篠ノ井線 姨捨駅

今では数少なくなったスイッチバック構造の残る駅、そしてかつては肥薩線矢岳越え・根室本線狩勝越えと並び、「日本三大車窓」の一つと呼ばれた(狩勝越えは旧線)、篠ノ井線 姨捨駅へ初めて訪れました。

ホームからは近景に「田毎の月」で有名な棚田が、遠景には善光寺平の大パノラマが広がります。 直下を通る本線はかなりの勾配で、蒸気機関車時代の坂道発進の難しさを思うと、スイッチバック上に駅が設けられたのも納得。

右上のホームから一旦バックで発車し、
急勾配の本線を下ってきた普通列車



長野電鉄 長野線

長野電鉄 長野線 夜間瀬駅     Photo by nyamo


長野電鉄 長野線 夜間瀬駅     Photo by nyapon

「長野電鉄」と聞くと、名車OSカーや特急車2000系の走る、観光主体の路線というイメージがあったのですが、最近では他の地方私鉄と同じく、大手私鉄から譲渡されたステンレス製の銀色の電車が走る、都市近郊鉄道としての役割が大きいようです。

でも、そのおかげで「ながでん」オリジナルの特急車、2000系がついに全廃となってしまうとのこと。 りんごをイメージしたカラーリングで、愛らしいスタイルのこの車両をぜひ見ておきたくて、沿線へ。

 
乗車することはできなかったので、お約束のグッズを買って増収に協力を。


長野電鉄 長野線 夜間瀬駅     Photo by nyamo

普通列車用の3500系は、元営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線の車両ですが、地下鉄時代はそのデザインから「マッコウクジラ」と呼ばれており、ステンレス車ながら最近の無個性な車両と違い、なかなか愛嬌のある顔つきす。
東京の地下から長野に引っ越してきたクジラ君は、青空の下で気持ちよさそうに泳いでいました。



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