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北斗星で行く、nyapotaのバースデーツアー   2008/12

nyapotaの2ndバースデーに、寝台特急に乗せてやろうと北海道行きを企画。 まあ、寝台列車は未経験のnyamoが、乗ってみたいだけなのですが。

「北斗星か、カシオペアか・・・?」
「汽車好き夫婦を自称するなら、豪華で一般受け狙いのカシオペアより、24系『ブルトレ』の北斗星でしょ。」

汽車好きなら、あと3ヶ月で引退の「富士・はや」で九州行きじゃないのか、と言いたいところですが、そこは我が家の北海道好きが勝ったようです・・・。(苦笑)

この席は、nyapotaにぴったりだじぇ♪


今回のプランは、北斗星で札幌まで、1泊して飛行機で帰ってくるというもの。 美味しいものは食べたいですが、ほぼ「汽車に乗るため」の北海道行きです。

帰りが飛行機のため、羽田空港に車を停めて上野駅へ。 まずはモノレールでnyapotaはご機嫌。 久々の東京モノレールは、「空港快速」という種別ができており、浜松町までノンストップ。 到着直前には、ちょうど東京へ回送される、「富士・はやぶさ」を見下ろす事ができました。

京浜東北線に乗り継ぎ、上野まで。 ずっと抜きつ抜かれつで併走する山手線の電車に、nyapotaは釘付け。 「あ、緑のガタンゴトン来た!」


「父たん、ちーぱーあずさだ!」
「似たようなもんだが、ちょっと違うな・・・。」

上野駅では時間があり、naymoがおやつや飲み物を仕入れている間、211系の東北線ローカルや、E653系の常磐線特急「フレッシュひたち」などを、頭単式ホームの先端からnyapotaと見物。 その後、駅弁をみんなで仕入れて、13番ホームへ。

18:50の入線の前から、機関車付近などにはカメラを持った家族連れなどが、大勢待機していました。 「普通の週末でも、結構人気あるじゃん。」 定刻、推進運転で客車からゆっくり入線すると、発車までにEF81「星ガマ」の前などで記念撮影をしてから、2人用B寝台個室「デュエット」の指定の部屋へ。 nyamoとnyapotaは、初めての寝台列車に大はしゃぎ。 車内外から、また記念撮影会でした・・・。(苦笑)

青函連絡船世代には、
「札幌行き」は不思議な感覚

  

定刻19:03に発車。 流れるホームを眺めていると、先ほどの家族連れはほとんどそこに・・・。 まだまだ結構な人気だと思っていたら、みんな見物人でした。(苦笑) 確かに、デュエットも空室が目立ちます。

検札が済んで落ち着いた大宮あたりから、お弁当タイム。 nyapotaが食い散らかしても気にならない個室は、やはり快適! 食後は、持ってきたブロックでご機嫌で遊んでいました。(ガタンゴトンに乗っている認識はあるのか?)

食堂車「グランシャリオ」のディナータイムは諦めましたが、郡山あたりでnyapotaが寝てしまったので、パブタイムになった食堂車へ。 カクテルとおつまみで、貴重になった食堂車の雰囲気を味わいました。

「おべんとたべるじぇ♪」

nyamoは、食堂車初体験

夜を徹して青森までがんばる、ハチイチを激励

輝く流星マーク。
「重連」の札にシビれます・・・




キハ281と789の並びに、
思わずニンマリ。
函館駅

青函トンネル進入をを楽しみにしていたnyamo、青森信号所の停車で目覚め、海峡線へ。 最近は青森駅を経由しなくなったので、進行方向は変わりません。

以前撮影に訪れたトンネル入り口の公園を見届けると、青いライトのトンネルへ。 まあ、入ってしまえば唯の暗闇なので、また函館まで横になります。

函館駅では道中のメインイベント、nyaponもnyamoも大好きな青いDD51へ機関車交換。 8分の停車で先頭へダッシュ。 記念撮影をしていると、隣のホームには、これまた大好きな特急車の並び。 「やっぱり、北海道は汽車天国だぁ。」と、nyamo。

ホームでお茶やコーヒーなどを買い込み、息を切らせながら部屋へ戻りました。



いよいよ函館本線に入り辺りが明るくなってくると、車窓には「白い大地」が。 駒ケ岳、噴火湾の風景に、東北夜行、青函連絡船から函館で始発の特急に乗り継ぎ、初めて北海道の風景を目にした、学生の頃を思い出しました。

カーブでは、先頭で頑張る重連の青いデーデーが見え隠れし、本当に列車で北海道に来られるようになったのだなと、今更ながらに感激です。 もう、トンネル開通から20年なのですが・・・。(苦笑)

特急とはいえ客車列車なので、途中駅ではスーパー北斗に追い越されます。 JR北海道のキハ261・281・283は、nyapon & nyamo の一番のお気に入り車両なのですが、nyapotaも両親に似たらしく、「ちーぱーほくと!」と大興奮。

結構な頻度でDF200「レッドベア」牽引の高速貨物ともすれ違い、北海道の鉄道大好き親子には、最高の車窓が続きます。

長万部から室蘭本線に入ると、以前撮影したことのある雄大なカーブや、北舟岡駅を通過するうち、東室蘭を過ぎて電化複線区間に。 あと1時間半で札幌に着いてしまうのが惜しい!

カーブでは、先頭で頑張る重連の青いデーデーが見え隠れ

DF200「レッドベア」にも再会

nyapota「ちーぱーほくと!」(笑)

夜が明けると、窓の外は白い大地

雪煙を上げて室蘭本線を快走

千歳線に入ると、札幌近郊の電車区間になり、快速エアポートに追い立てられるかのようにラストスパート。 定刻11:15に札幌駅に到着。

この高架駅に降り立つのは、nyaponも初めて。 かつて、稚内・網走・釧路へ向かう夜行客車急行に乗り込んだ、「汽車駅」の風情は、もうどこにもありませんでした。

3人で編成を見ながらホームを歩いて、先頭のデーデーまで。 機関車もホームのある位置に停まっており、お疲れ様の記念撮影で予定終了。

またいつかは 食堂車「グランシャリオ」 【左】
こいつがDF200になったりは・・・? 【右】


おまけ...........


【右】
帰りに指定席Uシートを取った、新千歳空港までの「快速エアポート」は、特急「スーパーカムイ」くずれ。 去年出たばかりの新車、789-1000に乗れてラッキー! [新千歳空港駅]

【下左】
回送列車で停まっていた、785。 窓上の着雪防止用のスポイラーが、極寒地仕様車らしくてカッコ良い♪ [札幌駅]

【下右】
nyapotaには、キハ281も283も、おそらく261もみんな「ちーぱーほくと!」(これは、キハ283「スーパーおおぞら」。) でも、親子3人で車両の好みが一致しました。(笑) [札幌駅]



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